前回は、土鍋の正しい使い方のポイントや
驚きの使い道を紹介させて頂きました。
土鍋は、鍋料理以外にも、
お米を炊いたり、蒸し料理にも使えたり
とっても便利な調理器具なんです!
そんな土鍋を末永く大切に使うために、
今回は土鍋の正しい洗い方
について、詳しく紹介させて頂きたいと思います。
正しい使い方と共に、正しい洗い方をマスターして、
一生モノの土鍋として長く愛用していきたいですね!
それでは、さっそく土鍋の正しい洗い方を
ご紹介させて頂きますね!(o^∇^o)ノ
土鍋の正しい洗い方
まず、土鍋の洗い方のポイントとして
私が気になった疑問点をあげてみました。
- 何を使って洗えばいいの?
- 洗剤は使っていいの?
- 焦げを落とすにはどうしたらいいの?
このあたりが自信がなくって・・・(^▽^;)
この3点を詳しく調べてみましたので、
紹介していきたいと思います。
何を使って洗えばいいの?
土鍋を洗う時、何を使って洗えばいいのでしょうか?
まず、我が家のシンクにある物はこの2つ!
(って、選択肢2つしかないやん!ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ)
- スポンジ
- 金属タワシ
さて、どっちを使って洗うのが正しいのか?
答えは『スポンジ』
土鍋は土でできた陶器です。
もろく欠けやすいので、洗う時は必ず
スポンジなどのやわらかいもので洗いましょう!
小さな傷がもとで、ひび割れすることもあるので、
タワシなどの固いもので洗うのはNGです。
ましてや、金属タワシなんかは言語道断!
傷がつきまくってしまい、
土鍋が使い物にならなくなります。
必ず、スポンジのようなやわらかいもので
洗うように気を付けましょう。
ちなみに、土鍋を使い始めるときに
きちんと目止めをしておくと、
ひび割れ予防に効果的です。
誰でも簡単にできる目止めの方法は、コチラを参考にしてみて下さいね。
⇒『土鍋の使い始めにすることは?小麦粉で目止めをしてみました!』
そんなに土鍋ってデリケートなのね・・・(〃゚д゚;A
じゃぁ、洗剤も使ってはダメなんでしょうか?
洗剤は使っていいの?
では、洗剤を使って洗ってもいいんでしょうか?
答えは『できれば水洗いで!洗剤を使う場合はサッと!』
土鍋には吸水性があるんです。
洗剤を使うと、洗剤を吸収してしまうので
できれば水洗いの方がおすすめです。
そうはいっても、水洗いだけじゃ
汚れが残ったりして、ちょっと気になりますよね。
その場合は、洗剤を使っても大丈夫です!
ただしその場合は、洗剤をつけたスポンジで
優しくなでるように洗い、すぐに洗剤を洗い流しましょう。
汚れを落とそうと、
タワシやクレンザーを使うのは絶対NGです!
土鍋は吸水性があるので、
クレンザーを吸い込んでしまったり
タワシでゴシゴシするのも傷がついてしまいます。
- できれば水洗いで洗いましょう!
- 洗剤を使う場合は、スポンジで優しく洗いサッと洗い流すこと!
とにかく土鍋はデリケートってことなんですね。
重々承知致しました!(*`◇´*)/
でも、焦げがついた場合はどうしてくれるの?
スポンジみたいに優しい素材じゃ
絶対取れない焦げの場合はよ~
焦げを落とすにはどうしたらいいの?
焦げがついた場合は、段階に分けて
対処していきましょう。
- お湯を入れてしばらく置く。
- お湯を煮たてる。
- 水を入れ重曹を大匙2~4杯入れ煮る。
1.お湯を入れてしばらく置く。
軽い汚れなら、お湯を入れてしばらく置いておくと
焦げがふやけて落としやすくなります。
この場合も、長い時間置かないように注意しましょう。
吸水性があるので、洗剤を入れた水を
浸けおきするのはNGです。
それでも落ちない場合は・・・
2.お湯を煮たてる。
それでも落ちない場合は、
お湯を入れたまま煮立てます。
これで、ほとんどの焦げが落とせるようになります。
焦げがふやけたら、土鍋が冷めるのを待って、
洗剤を付けたスポンジで優しく洗いましょう。
すばやく洗い流すことも忘れずに!
それでも取れない、ガンコな焦げには・・・
3.水を入れ重曹を大匙2~4杯入れ煮る。
土鍋に水を入れ、そこに重曹を大匙2~4杯入れ煮ます。
これで、ほとんどの焦げが落とせるようになります。
焦げが取れたら、土鍋が冷めるのを待って、
洗剤を付けたスポンジで優しく洗いましょう。
こちらも、すばやく洗い流しましょう。
ちなみに、重曹はなぜ焦げを落とせるのか?
重曹はなぜ焦げを落とせるの?
重曹は、「炭酸ナトリウム」
またの名を「炭酸ソーダ」と言います。
この重曹に熱を加えると、
炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素が発生します。
二酸化炭素が発生して、焦げを浮かし、
アルカリ度の高い「炭酸ソーダー」のおかげで
汚れが落ちるしくみになっています。
実は、油汚れなどは酸性の汚れなので
アルカリ性のもので中和させると
汚れがよくおちるんですよ。
重曹は、水に溶けるとアルカリ性になるので
油汚れ(酸性)にはとても効果があるということなんです。
どうしても落ちない焦げには
重曹が効果的という事ですね!
家庭に1つ、重曹があれば重宝しますね。
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これで、土鍋の洗い方はマスターしました!
でも、土でできた土鍋だからこその
注意点があるんです。
次は洗う時に、必ず注意してほしいことを紹介しますね。
土鍋を洗う時の注意点!
- よく冷ましてから、洗うこと。
- 土鍋の底は、無理に洗わないこと。
土鍋は、急激な温度の変化に弱く
熱い土鍋に水をかけたり、浸けたりすると
土鍋が割れてしまう恐れがあります。
必ず、土鍋をよく冷ましてから洗うようにしましょう!
また、火が直接当たる底の部分は、
コーティングされていないので
強く洗いすぎると、ひびや傷が生じることがあります。
土鍋の底は洗わないように注意しましょう。
では、あとは乾燥させて保管します。
乾燥させるときにも、注意してほしいことがあります。
土鍋を乾燥させる時の注意点!
- 洗った後は、水気をよく乾かすこと。
- しばらく使わない場合は、3日〜1週間乾燥させてから収納しましょう。
土鍋に水分が残っていると、
カビや臭いが付く原因になります。
必ず、しっかり乾燥させてから保管するようにしましょう。
まとめ
さてどうでしたか?
今回は、土鍋の正しい洗い方について
紹介させていただきました。
もう一度まとめておきましょう。
- スポンジのようなやわらかいもので洗うこと!
- 水洗いが基本!
- 洗剤を使う場合はサッと洗い、すぐ流すこと!
- 洗剤を入れた水で、浸けおきしないこと!
- 焦げはタワシで擦らず、お湯か重曹で落とすこと!
- よく冷ましてから、洗うこと!
- 土鍋の底は、無理に洗わないこと!
- しっかり乾燥させてから保管すること!
この洗い方のポイントを守って、
大切に使うようにしたいと思います。
また土鍋の正しい使い方などを詳しく知りたい方は、
こちらの記事を参考にしてみて下さい。
その他、臭いが付いた場合などのメンテナンス方法は、
こちらの記事を参考にしてみて下さい。
目止め以外にも、メンテナンス方法が詳しく書いてありますよ。