先日、土鍋を新調しました!
以前使っていた土鍋より
一回り大きな土鍋が欲しくて、
たまたま安かったので買ってしまいました。(≡^∇^≡)
週末さっそく鍋でもしようかな~っと。
ちょっと待って!
そういえば、土鍋って使い始めに
何かしないといけなかったような気がする・・・(>▽<;;
ということで、土鍋の使い始めにすること!を
詳しく紹介したいと思います。
土鍋の使い始めに、まずすること!
土鍋を使い始める前に、必ず
やらないといけないことがあります。
それは・・・
『目止め!』
ん?目止め?
聞きなれない言葉ですね・・・
目止めって何なんでしょう?
目止めとは?
さて、目止めとはどういう意味なんでしょうか?
実は、土鍋は土でできている為、
水分が漏れたり、生地に汚れが染み込み
カビやシミの原因になることがあります。
そこで、土鍋の内側の表面の目を埋めることで、
水漏れを防いだり、汚れを染みにくくさせるように
することを「目止め」といいます。
確かに、せっかく作った鍋が漏れたりしたら
すごいショックですもんね・・・( ̄Д ̄;;
きちんと目止めしておかないと。
それでは、目止めの方法を
紹介させて頂きますね。
目止めのやり方!
目止めのやり方を調べてみると
たくさんのやり方を発見しました。
- 小麦粉を使う!
- 片栗粉を使う!
- お米のとぎ汁を使う!
- おかゆを炊く!
どの方法でも大丈夫です!
実はどの方法にも共通するのが、
『でんぷん質』
でんぷん質が、土鍋の穴やひびを
塞いでくれますので、でんぷん質が
含まれるものであればOKです。
ちなみにこの写真は、
小麦粉で目止めをしている様子です。
でんぷん質はこのように白く濁るんですね~
では、それぞれの方法を簡単に
紹介していきますね。
小麦粉を使う!
- 土鍋に水を8分目まで入れます。
- 小麦粉を大さじ2杯投入します。
- 弱火で10分~20分沸騰させます。
- 冷めたら水洗いし、しっかりと乾燥させます。
※弱火というのに注意してください!
実は私、強火で煮て一気に吹きこぼれてしまいました。σ(^_^;)
必ず 弱火で煮るように注意しましょう。
片栗粉を使う!
方法は、小麦粉と全く同じです。
- 土鍋に水を8分目まで入れます。
- 片栗粉を大さじ2杯投入します。
- 弱火で10分~20分沸騰させます。
- 冷めたら水洗いし、しっかりと乾燥させます。
※こちらも、弱火で煮るように注意しましょう。
お米のとぎ汁を使う!
- お米のとぎ汁を、土鍋に8分目まで入れます。
- 弱火で10分~20分沸騰させます。
- 冷めたら水洗いし、しっかりと乾燥させます。
※お米のとぎ汁を、直接入れるという事が重要です。
弱火で煮るように注意しましょう。
おかゆを炊く!
- 土鍋に水を8分目まで入れます。
- 茶碗1杯のご飯を入れます。
- 弱火で10分~20分炊きます。
- 冷めたら水洗いし、しっかりと乾燥させます。
※弱火で煮るように注意しましょう。
ここで気になるのが、おかゆの場合
出来上がったおかゆを食べるかどうか?
いろいろ調べたのですが、
食べるという意見と
食べないという意見で分かれました。
食べないという意見には、
土鍋に含まれる粒子などが、
溶け込んでいる場合があるから。
また、土の臭いがついて食べれないという
意見もありました。
こればかりは、食べれるとは言い切れませんね・・・(^▽^;)
おかゆを捨てるのはもったいないので、
私は、小麦粉で目止めする方法を選択しました。
でも、私の土鍋はひびも入らなければ
ツンツルテンのまま・・・σ(^_^;)
目止めした意味あるんだろうか???
実は、安い値段で売っている土鍋は
使い始めの目止めをする必要はないそうです。
なぜなら、土が違うのでヒビが出来ないから!
なんだよ・・・目止めする必要なかったのかよ。(^▽^;)
でもまぁ、一応したし良しとしよう!笑
きちんとした品質の土鍋は、
必ず目止めをするようにしましょう。
目止めをして、準備バッチリです。
早速、美味しい鍋料理を堪能したいと思います。
ところで、もし目止めを忘れた場合は
どうしたらよいのでしょうか?
目止めを忘れた場合は?
気づいた時点で、早めに「目止め」しましょう!
目止めをしない場合は、
土鍋の細かい穴に煮汁や臭いが入ってしまい、
臭いが取れなくなります。
特に最初に作る料理は、泥臭さが移ってしまい
食べられなくなる可能性もあります。
また、変色したりする恐れもありますので
やはり目止めはしておいたほうがいいですね。
使っている途中で、ひびが入った場合などは
再び目止めをしてみて下さい。
自然に入ったひびなどは、目止めで
修復することができますよ。
ちなみにひびが入るのは、実は
すごくいいことなんですって!
土鍋は火にかけると、膨張や収縮を繰り返し、
土鍋の内側や鍋底の裏にひびが入ります。
「ひびが入っってしまった~!」と驚いてしまいますが
実はその反対で、ひびが入るのは良いことなんです。
このひびは「貫入」といって、
内側のガラス質の部分と、鍋本体の
収縮率の違いによりできるものです。
つまり、ひびが入るのは自然なことで、
このひびが入ることで、煮えやすくなり、
鍋がどんどん良くなるんです。
そしてこのひびが、土鍋の膨張を分散させて、
割れるのを防ぐ役目をしてくれているんです。
いや~土鍋のひびは
とっても重要だったんですね~w(*゚o゚*)w
ちなみに、我が家で長年使用していた
一回り小さい土鍋ちゃんがコチラ。
しっかりひびが入っています。
良く育ってくれたという事でしょうか?笑
こちらのサイズの土鍋も人数に合わせて
末永く使っていきたいと思います。
そこで、土鍋を長く大切に使用するために、
土鍋の正しい使い方や、メンテナンス方法について
詳しく紹介しておきたいと思います。
土鍋の正しい使い方!
土鍋は、急激な温度変化に弱いです。
そこで、以下の事に気を付けて
使用するようにしましょう。
- 空焚きをしないこと。
- 濡れたまま、火にかけないこと。
- 熱い土鍋に水をかけないこと。
より詳しく、土鍋の正しい使い方を知りたい方は、
こちらの記事を参考にしてみて下さい。
土鍋の正しい洗い方!
土鍋を洗う時は、水洗いが基本です。
土鍋には吸水性がある為、水気を吸います。
つまり、洗剤を使うと洗剤まで吸ってしまうので、
浸け置きなどするのはNGです。
また、外側の焦げを、クレンザーやたわしで
無理に洗ったり、削ったりしないでください。
火が直接当たる底の部分は、コーティングされていないので
強く洗いすぎると、ひびや傷が生じることがあります。
しばらく土鍋を使わない場合は、
3日〜1週間程しっかりと乾燥してから
収納するようにしましょう。
水分が残っていると、カビの原因になります。
洗う時のポイントとして、
以下の事に気を付けてください。
- よく冷ましてから、水洗いすること。
- 洗剤を使う場合は、さっと洗いよく流すこと。
- 洗剤を使用して、浸けおきをしないこと。
- 土鍋の底は、無理に洗わないこと。
- 洗った後は、水気をよく乾かすこと。
- しばらく使わない場合は、3日〜1週間乾燥させてから収納しましょう。
より詳しい、土鍋の洗い方や保管については、
こちらの記事を参考にしてみて下さいね。
土鍋のメンテナンス方法!
長く使っていくうちに、焦げつき、
カビや臭いといった問題がでてくることがあります。
焦げた場合のメンテナンス方法!
気を付けていても、どうしても
焦げてしまうんですよね・・・(^▽^;)
そんな場合には、重曹が効果的なんです!
以下を試してみましょう。
- 水を入れて一晩おく。
- 土鍋に水を入れ煮る。(焦げがゆるくなる)
- 水を入れ重曹を大匙2~4杯入れ煮る。
通常は水で落ちるのですが、それでも
焦げが落ちなかった場合は、
重曹を試してみて下さいね。
匂いが気になる場合のメンテナンス方法!
匂いには茶殻が効果的なんです!
以下の方法を試してみて下さい。
- 土鍋の八分目まで水を入れる。
- 茶殻を一掴み入れて煮る。
- 冷めたら、スポンジで優しく洗いましょう。
カビが生えた場合のメンテナンス方法!
カビには酢が効果的なんです!
以下の方法を試してみて下さい。
- 土鍋の八分目まで水を入れる。
- 酢を大匙2~4杯入れて煮る。
- 冷めたら、スポンジで優しく洗いましょう。
カビはどうしても取りきれない場合があります。
どうしても気になるようであれば、
買い替えを検討する方が
健康のためかもしれませんね。
カビが生えないように、
しっかり乾燥させるということを
徹底するようにしましょう!
まとめ
さてどうでしたか?
目止めの方法や、正しい使い方、
メンテナンス方法を紹介させて頂き、
お役にたてれば幸いです。
知人は毎日、土鍋でお米を炊くそうです。
私は、鍋料理の時ぐらいしか活用できていませんが、
土鍋を作った料理はたくさんあるので、
レパートリーを増やしていきたいなと思います。
だって、土鍋で作った料理は、
本当に美味しいですもんね!(≡^∇^≡)
これからも、土鍋を大切に
使っていきたいと思います。