知人が入院しました。
友人たちとお見舞いに行こうと言ってるのですが、
お見舞いの封筒の書き方がいまいちよくわからない。
表書きは何て書くの?新札の方がいいの?
これはちゃんと覚えておかないとまずいぞ∑(; ̄□ ̄A アセアセ
ということで、今回は「お見舞いの封筒の書き方」について調べてみました。
また、お金の入れ方や新札の方が良いのかなど、他のマナーについても
一緒に紹介しているのでご覧ください(#^.^#)
まずは、お見舞いの封筒の表書きから。
お見舞いの封筒の書き方
表書きは、このように書きます。
「御見舞い」の下に、自分の名前を入れます。
連名の場合は、3人までなら右から名前を書きます。
4人以上で書ききれない場合などは、
封筒の表には、代表者の名前や「有志一同」などと書き、
全員の名前を書いた別の紙を、封筒の中に同封します。
ちなみに、写真のような左に赤い線の入った、
御見舞用の封筒がおすすめですが、
急いでいて間に合わない場合などはどうしましょう?
その場合は、祝儀袋でもOKですよ!
ただし注意してほしい点がありますので、
詳しく説明しますね。
御見舞用の封筒
私的には、祝儀袋はどうしても喜びのイメージがあるので
できれば、御見舞にはシンプルな御見舞い用の封筒をおすすめします。
でも、急いでいる場合や無い場合は、祝儀袋でもOKです。
でも、祝儀袋ならなんでもいいというわけではないんです!
祝儀袋には2種類あるのをご存知ですか?
「結び切り」と「蝶結び」です。
この2つは時と場合により使い分けます。
【結び切り】
結び切りは、一度結ぶとほどけないことから
「結婚祝い」など一度きりで良いものに使われます。
【蝶結び】
蝶結びは、何度でも結び直せることから
「出産祝い」など何度あっても喜ばしいことに使われます。
結び方で覚えておくと、間違いがないですよ!
となると、御見舞に使うのは「結び切り」の封筒ですね。
入院なんか何回も繰り返して欲しくないですものね!
ただし、出産入院は何度でもOKなので、結び切りではなく蝶結びでOKです。
それともう一つ注意してほしいことが。
この赤丸をつけた「熨斗(のし)」がついたものはNGです!
もともと熨斗(のし)は、昔は薄く伸ばしたアワビを縁起物として
贈り物に添えていたことが由来です。
このことから、「熨斗がついている=病気を長く延ばす」という
意味になるので、熨斗がついているものは避けた方が無難です。
さぁ、封筒も準備し、表書きも完成しました。
あとはお金を入れるだけ。
お金は新札にした方がいいのでしょうか?
御見舞のお金は新札?
新札の方が綺麗だしいいような気もしますが、実は・・・
「新札ではない綺麗なお札」が適当です。
新札だと、前もって用意していたことになり
「入院=待ってました」と喜んでいるように取られるから。
だからといって、使い古しのヨレヨレのお札を入れるのもちょっと・・・
私の場合は、「新札ではない綺麗なお札」を選びます。
もしくは、新札に一回折り目をつけたものでもOKです。
相場は、3,000円~10,000円ぐらいですが、
相場の金額でも4、6、9が絡む金額(4は死、6は無、9は苦を連想させる)は、
タブーとされていますので注意しましょう。
ちなみにお金を入れる向きは、表向きでOKですよ。
ちょっとした豆知識ですが、お祝いごとの場合は、
人物の顔が上になる様に入れる方がいいんですって。
まとめ
さてどうでしたでしょうか?
御見舞に行く機会ってそうそうないんですよね。
ましてや、御見舞にお金を包む機会はあまりなくて・・・
とっさの時に困らないように、
今回の記事を参考に覚えておいてくださいね。
また、御見舞に行く際には、相手の方の負担にならないよう
時間やマナーをきっちり守って会いに行きましょう。
早く元気に退院できますように!という気持ちが
相手の方にしっかり伝わるといいですね。(#^.^#)