縁結びで知られる「出雲大社」に行ってきました。
「出雲大社」を参拝する際に、
気になったことが2つあります。
- 参拝する時の服装
- 参拝方法
え?Σ(゚д゚;)
神社に参拝するのに、服装やお決まりの作法があるの?
と驚きました。
これから、出雲大社に参拝する予定がある方は
ぜひ参考にして頂けたらと思います。(#^.^#)
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正しい参拝方法で、お詣りすることで
縁結びのパワーがアップするとか?
それでは、さっそく服装について
説明していきたいと思います。
出雲大社に参拝する時の服装は?
出雲大社に参拝する時の服装について、
事前に旅行会社の方に聞いてみました。
実は、参拝する場所によって服装のルールが
決めらているそうです。
まず、出雲大社での参拝は、観光ツアーや個人旅行なら、
拝殿もしくは神楽殿での参拝となります。
本殿で正式参拝できるのは、皇族の方のみです。
正月三が日など特別な日は、
ご本殿前にある八足門の門内拝礼ができます。
基本は、拝殿もしくは神楽殿での参拝となりますので、
服装はそんなに気にしないで大丈夫ですよとのことでした。
八足門の門内拝礼ができる、特別拝礼の日は
タンクトップや短パン、サンダル等はご遠慮下さいとのことでした。
お宮から服装のお願いの立て看板が出ることもあるそうです。
つまり、出雲大社に参拝する際は、
拝殿でも門内拝礼でも、極端にラフな服装でなければ
大丈夫かなと思います。
ただし、門内拝礼の場合は、
タンクトップや短パン、サンダル等は避け
なるべく正装でお参りするのが好ましいと思います。
服装の基準は、個人差があると思いますが
大事なお願い事をする相手に失礼のない服装を
無理のない範囲で考えてみましょう。
では、次は参拝方法を紹介したいと思います。
出雲大社の御利益アップの正しい参拝方法
一連の流れをマップを見ながら読むとわかりやすいので
興味のある方はダウンロードしてみてください。
神門通り街歩きマップhttp://www.izumo-kankou.gr.jp/files/w002_2014100715492173125.pdf
出雲観光ガイドhttp://www.izumo-kankou.gr.jp/
- 鳥居と祓社
- 本殿での拝礼方法
- お守りやお札を授かる
この順番に参拝方法を紹介していきたいと思います。
まず、やってくるのが大きな鳥居です。
その1 鳥居と祓社
出雲大社には鳥居が4つあります。
一の鳥居から四の鳥居まで順番に
くぐると良いとされています。
理由は四つの鳥居をくぐることで、
「四逢わせ=幸せ」とされ、
「願い事がかなう」と言われています。
鳥居は神様のいらっしゃる神聖な「神域」と、
人間が住む「俗界」を区画する結界のようなものです。
鳥居は、神様への神聖な領域に入る玄関みたいなものですね。
鳥居(玄関)から一礼して入るのが礼儀ですが、
一の鳥居は距離も離れているし、他にも道がいくつかあるので、
一の鳥居をくぐらずに参拝される方もいらっしゃいます。
「四つの鳥居をくぐらなかったから幸せになれないの(^▽^;)??」
と思いますが大丈夫ですよ。
できれば一の鳥居からくぐるのが礼儀ですが、
神様の領域に入ると言う意味では鳥居をくぐる、
くぐらないにはご利益との因果関係はないのでご心配なく。
それでは四つの鳥居を見ていきましょう!
一の鳥居(宇迦橋の大鳥居)
石でできた鳥居です。
車で行くと最初にくぐることになります。
車を停めて歩いていくと次は二番目の鳥居です。
二の鳥居(勢溜の大鳥居)
こちらは木でできていました。
記念撮影をされている方が一番多かったです。
祓社(はらえのやしろ)
二の鳥居をくぐり少し下り坂を歩くと、右手に小さなお社があります。
「祓社」(はらえのやしろ)といい立札には
「私たちが知らぬ間に犯した心身の汚れを祓い清めてくれる」
という内容が書かれてありました。
小さいお社なので見過ごしてしまいそうですが、
こちらにお参りし心身を清めてから参拝しましょう。
三の鳥居(松の参道の鳥居)
鉄でできています。
ここから境内まで長い松並木になっています。
樹齢数百年の松の木が並んでいて、とても立派でした。
写真でもわかるように、真ん中は通ることができず
左右の参道を通っていきます。
真ん中は神様が通られる道と言われています。
「松の根の保護のため参道左右をお進みください」
という立札がありましたので、松の根を守るためにも、
必ず、左右の参道を通りましょう。
手水舎(てみずや)
松並木の参道の鳥居(鉄製)を通り、
玉砂利の上を本殿に向かってさら進むと、
左手に「手水舎(てみずや)」が見えてきます。
参拝者が身を清めるために、
手を洗い、口をすすぐ場所です。
手水舎の水盤にはたいてい「洗心」という文字が彫られていますが、
これは「両手と口を洗い清めることによって心(魂)も清める」という意味です。
参拝する前には、必ず手水によって身を清めましょう。
手水のやり方を説明しておきますね。
- 左手を洗います
- 右手を洗います
- 左手に水をうけて口をすすぎます
この順番は全国共通、同じですので覚えておきましょう!
左から右になっているのは、
神道では左が神聖とされている理由からです。
四の鳥居(銅の鳥居)
銅でできています。
この鳥居をくぐると、もうすぐご拝殿です。
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その2.本殿での拝礼方法
ついに拝殿に着きました!
大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)という神様が祭られています。
拝礼方法のポイントは「二礼四拍手一礼」
- お賽銭をいれましょう。(投げ入れずゆっくりと)
- 二回お辞儀をします。(深くお辞儀しましょう)
- 四回拍手します。
- 神様に祈る(自分の住所と名前を伝えてから祈りましょう)
- 最後に一礼(感謝の意を込めて深くお辞儀します)
通常の神社では二礼二拍手ですよね?
なぜ出雲大社は他の神社と違って
「二礼四拍手」なのでしょうか?
理由が書かれていましたのでご紹介します。
(出雲大社ホームページより引用)http://www.izumooyashiro.or.jp/qa.html
4拍手をする理由ですが、当社で最も大きな祭典は5月14日の例祭(勅祭)で、この時には8拍手をいたします。数字の「8」は古くより無限の数を意味する数字で、8拍手は神様に対し限りない拍手をもってお讃えする作法です。ただし、8拍手は年に1度の例祭(勅祭)の時のみの作法としています。平素、日常的には半分の4拍手で神様をお讃えする4拍手の作法としていますが、お祈りお讃えするお心に差はありません。
理由を知ってお参りするのと、感慨深いですね!
その3.お守りやお札を授かる
お参りがすべて終わってから、
お守りやお札を授かりましょう。
おみくじも、お参りが終わってから授かりましょう。
こちらのおみくじは、
大吉や吉という表示はありませんでした。
なぜなのか理由を巫女さんに聞いてみると、
「授かった方のそれぞれのとらえかたです」と言われました・・・(-_-;)
漠然過ぎて、今年の運勢は良いのか悪いのか?
なんだかはっきりしないので、悶々しましたが・・・(^▽^;)
まとめ
さてどうでしたか?
出雲大社に参拝する際の、服装や参拝方法などについて
紹介してみました。
出雲大社の神様は、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)
という神様で、「だいこくさま」として広く慕われています。
神話「因幡の白兎」で、サメに襲われたウサギに
傷を治す方法を教えたという、優しさと癒しの神様です。
人との縁だけでなく、子宝の縁、仕事やお金の縁など、
さまざまな縁を結んでくれる神様なんですよ。
本気で良いご縁を引き寄せたい!という方、
ぜひぜひ「出雲大社」にお参りしてみてください!(#^.^#)
その際は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
願いはきっと叶いますよ!
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