「お母さ~ん もうすぐ節分やで~今年は誰が鬼になる?」
「そうやなぁ。いつものようにお父さんにしてもらおか?」
「節分って何なん?早く鬼に豆投げたいわ~お父さんやっつけれるしな」
(ただたんにマメを投げたいだけやろ)
「節分は、巻き寿司食べて豆まきする行事やで。」
と説明したものの、そもそも節分の行事って
何の為にするもんなんだろうか?
それに、節分の豆まきのやり方って
合っているんだろうか?
調べてみたところ、豆まき一つにも
正しい作法があることを発見しました!w(*゚o゚*)w
せっかくなら、きちんと作法通りに
やってみたほうが御利益があるんじゃないの?
ということで、今回は「節分の豆まきの由来や正しい作法」
について調べてみました。
子供と一緒の豆まき楽しみですね~
うちは、毎年ノリノリです。笑
子供にも正しい豆まきを教えてあげる為にも
どうぞ参考にしてみて下さいね!
「え~そうやったんや~w( ̄△ ̄;)wおおっ!」
って、意外な作法があるかもしれませんよ。
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それでは、豆まきの作法を紹介する前に
なぜ節分には豆まきをするのか?について
ふれておきたいと思います。
節分に豆まきをする由来は?
本来、節分とは季節を分けるという意味で、
季節の変わり目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」
のことを指します。
この中で、春を迎えるということは
新年を迎えるにも等しいぐらい大切な節目だったため、
節分といえば立春の前日だけを指すようになりました。
季節の変わり目には邪気が入りやすいと
昔から考えられていました。
そこで、新しい年を迎える前に邪気を払って
福を呼び込もうということで、追儺(ついな)という
行事が行われるようになりました。(鬼やらい、厄払いとも呼ばれます)
そして、その行事のひとつである
豆打ちの名残りが、現在の豆まきになりました。
つまり、豆まきをするの由来は、
節分に邪気を払って福を呼び込むためだったんですね。
それでは、その日本古来の行事である
豆まきの正しい作法を紹介していきたいと思います。
豆まきの正しい作法!
豆まきの正しい作法を、
順番に紹介していきたいと思います。
1.福豆を用意しましょう
まずは「福豆」を用意します。
福豆ってどんな豆の事なんでしょうか?
実は、炒った豆のことなんです。
自分で豆を炒るのは大変ですね・・・ヾ(;´▽`A“
なんで炒り豆じゃないとダメなんでしょうか?
豆をまくということは、豆の力で
邪気を払い幸福を呼ぶと考えられています。
炒った豆を使う理由は、撒いた豆から
芽が出てこないからです。
拾い忘れた豆から芽が出るのは、
災いが起こると考えられているからです。
やはり、炒った豆じゃないといけないんですね~
炒った豆は、節分時期が近づくと、
スーパーでも袋入りのものが売っていますので
購入されるのが便利かと思います。
お面入りの物も売ってますしね。
福豆(炒り豆)が準備出来たら、
それを、豆まきをする夜まで
三方(神様にお供えするときの器)か
桝に入れて神棚にお供えしておきます。
では、次はお楽しみの豆まきですよ~
2.豆まきは夜にする!
さてさて、夜になりました。
って、なんでいつも夜まで待ってるの?笑
お昼にしてはいけないんでしょうか??
実は・・・
鬼は夜にやってくるので、夜に豆をまきます。
家の玄関や窓など、鬼が入ってくる場所は
全て開けておき、豆をまきます。
ここで一番重要なポイントが!
「家族全員揃ってから豆をまくこと!」
帰りの遅い、パパを待つのは大変ですが
家族全員に福が来るようにという意味で
家族全員が揃ってから豆まきをするのが望ましいです。
ちなみに、なんで節分と言えば『鬼』なんでしょうか?
「鬼=おに」と読みますね。
実は、「おに」という字は「陰(おん)」に由来しているんです。
「陰」とは目に見えない邪気のことを言います。
そして、形の見えない災害や病などの恐ろしい出来事は
鬼の仕業と考えられていたのです。
そこで、鬼に豆をぶつけて邪気(おに)を払い、
福を呼びこもうと豆まきが行われるようになりました。
ちなみに、鬼が住むのは鬼門である丑寅の方角です。
鬼は牛(丑)の角と虎(寅)の牙を持つとされ、
虎の皮のふんどしをしています。
それで、虎柄のふんどしをしていた理由がわかりました。笑
こんな奥深い理由があったとはびっくりですね!(〃゚д゚;A
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3.豆をまくのは一家の長
毎年、子供達がイベントのように楽しんで
豆をまき散らす我が家・・・(^▽^;)
実は、一家の長が豆まきをするのが
正しい作法なんですって。
年男、年女、厄年の人が豆まきをする場合もありますが、
本来豆をまくのは、その家を預かる一家の長の役目です。
いや~初めて知りました。笑
だって、我が家では毎年パパが
鬼になって逃げまわっていたので・・(^▽^;)
全然あかんやん・・・(^▽^;)
でもまぁ、家族全員で楽しめる行事なので、
しきたりにとらわれず、交替で鬼の役をしたり
家族全員で豆をまいたりしてもいいと思います。
特に小さな子供がいるご家庭は、
パパがまくより子供が豆まきの権利を
譲ってくれませんから・・・笑
それでは、次は掛け声の練習です。
4.「鬼は外、福は内」の掛け声で豆をまく!
一般的には、奥の部屋から順番に豆をまき
最後は玄関にまきます。
窓に向かって「鬼は外~」といいながら豆をまき、
逃げた鬼がまた入ってこないようにすぐに閉め、
次に「福は内~」と言いながら部屋に豆をまきます。
「鬼は外~福は内~」と外に向かってまくのは間違いです。
これまた我が家では間違っていました。(^▽^;)笑
豆に打たれて、せっかくの福が入ってこないんですって。
外には「鬼は外」、家の内には「福は内」
がポイントですよ!
豆まきが終わったら、実食!
5.豆を食べる
豆まきが終わったら、
1年の厄除けを願って豆を食べましょう。
食べる数は、自分の年齢よりも1つ多く食べます。
新年の厄払いなので、
数え年で食べるとされています。
だから1つ多く食べるんですね~
うちのひいおばあちゃんは98歳。
さすがに、99個の豆を食べるのはきついですよね(-_-;)
そんな場合は、「福茶」を飲んでもいいそうです。
「福茶」とは、「よろこぶ」につながる昆布と、
おめでたい「松竹梅」の梅が入った
縁起のいいお茶のことです。
そして、そのお茶には縁起が良いとされる
「3」つの福豆を入れて飲みます。
まとめ
どうでしたか?
豆まきの正しい作法、詳しく知ると為になりますね。
ここでもう一度、豆まきの作法をおさらいしておきましょう。
- 福豆(炒った豆)を用意して、神棚に供える
- 夜に豆をまく
- 豆をまくのは一家の長
- 外には「鬼は外」、家の内には「福は内」と言いながら豆をまく
- 年齢より1つ多く豆を食べる
我が家では、作法通りではないことが3つありました。
神棚に供えること、一家の長が豆をまいていなかったこと、
外に向かって「福は内」とまいていたこと。笑
今年の豆まきは、作法通りにやってみようかなと思います。
でも、子供達が豆まきの権利譲ってくれるかなぁ・・・(;´▽`A“
でも、今年は鬼の取り合いだから大丈夫か?笑 ↓↓
ということで、作法とは少しずれてしまいますが
交替で鬼になって、みんなで豆まきを楽しもうと思います。
パパにも鬼になってもらうとしよう。笑
家族全員で豆まきを楽しみたいと思います。
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