みなさ~ん。
「お疲れ様」「ご苦労様」の違いって知ってますか?
私、何をかくそう、かれこれ働いて10年以上になります。
が~しかし、違いを正確に説明しろと言われたら、正直あたふたします。笑
だって、今さら聞けませんよね・・・
新入社員じゃあるまいし。
そう、働いて何年も経ってるOLさんでも、このへんの敬語であったりビジネス用語は
意味はなんとな~くわかってても、きちんと使いこなせてる人ってなかなか居ないんですよね。
こっそりここで一緒に覚えて、会社で「お!さすがやな」って言われるように頑張りましょうね♪
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「お疲れ様」「ご苦労様」の常識?
「お疲れ様」はズバリ、目上の方や同僚に使います!
「ご苦労様」はズバリ、部下など目下の人に使います!
これが世の中の常識みたいに言われている基本の考え方ですが、
本当にこれが本当の使い分けなのでしょうか??
お疲れ様の意味
「お疲れ様」=さぞかしお疲れになったでしょうという意味です。
この場合のお疲れは主に肉体的な疲労を指します。
どちらかというと「お疲れ様」の方が肉体的なものの疲れだけなので
一般的なねぎらいの広く浅い使い方になります。
例えば、レジャーで出かけて渋滞にまきこまれ、やっとこさ家に着いたとき。
「やっと着いたね~お疲れ様」こういう感じで使います。
旦那が仕事で疲れて帰ってきたときに「お疲れ様」と声をかけるよりは
「家族の為に働いてくれてありがとう。いつもご苦労様」と声をかける方が
旦那さんに対してねぎらいの気持ちが伝わりますよね。
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ご苦労様の意味
「ご苦労様」=さぞかし苦労をされ頑張りましたねという意味です。
この場合の苦労は主に精神的な疲労を指します。
こちらの方が苦労もしてさらに労力も使っているので
ねぎらいの言葉としてはず~っとねぎらい度は高いんですよ。
例えば、定年退職で会社を去る方に対して、長年の勤務に対して
感謝とねぎらいの気持ちをこめて「長い間、ご苦労様でした」と声をかけますよね。
「お疲れ様です」だと、気持ちが伝わりません・・
選挙の時期に立候補者が演説しているとき「皆様、朝早くからのお勤めご苦労様です」
という言葉を聞いたことがありませんか?
これは、有権者を目下に思っているので社なく、仕事に出かける人をねぎらう気持ちで
「ご苦労様」と伝えているんですよ。
「ご苦労様」とは公的な役割に対しての感謝とねぎらいの言葉です。
だから本当は目上や目下関係なく使うべきなんですよね。
ビジネスマナーでの使い分け
感謝とねぎらいの気持ちが高いのは「ご苦労様」なので
じゃあ、目上の人に使ってもええやんか!NO!NO!
現代のビジネスマナーではタブーとされています。
理由は??
時代劇などで、殿様が目下の物に対して「ご苦労であった」という言葉を良く耳にします。
この言い回しが、目上の者が目下の者に「ご苦労様」を使うという一説になったそうです。
本当は、「大義であった」を使うのが正しいのに、ころころと変わる日本語の正しい使い方って
おもしろいですよね。ほんまに正しいのか?元を探れば違ってたりするんですから・・
でも、現代のビジネスマナーでは
「お疲れ様」=目上の方や同僚に。
「ご苦労様」=部下など目下の人に。
これがビジネスでの使い分けです。
上司が部下に「お疲れ様」を使っても、それは反対に謙虚な態度で問題なしです。
ということは、「お疲れ様」を使っていれば問題なしです!!
あ~モヤモヤがなくなりました。
明日から堂々と使い分けができます。(#^.^#)
目指せ!ベテランOL!
(お局とも言いますが・・・(; ^ ー^)アハハ苦笑)
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