お疲れ様とご苦労様の違いは?今更聞けない使い分け!

2014年10月27日

みなさ~ん。

「お疲れ様」「ご苦労様」違いって知ってますか?

 

私、何をかくそう、かれこれ働いて10年以上になります。

が~しかし、違いを正確に説明しろと言われたら、正直あたふたします。笑

 

だって、今さら聞けませんよね・・・

新入社員じゃあるまいし。

 

そう、働いて何年も経ってるOLさんでも、このへんの敬語であったりビジネス用語は

意味はなんとな~くわかってても、きちんと使いこなせてる人ってなかなか居ないんですよね。

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こっそりここで一緒に覚えて、会社で「お!さすがやな」って言われるように頑張りましょうね♪

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「お疲れ様」「ご苦労様」の常識?

 

「お疲れ様」はズバリ、目上の方や同僚に使います!

「ご苦労様」はズバリ、部下など目下の人に使います!

 

これが世の中の常識みたいに言われている基本の考え方ですが、

本当にこれが本当の使い分けなのでしょうか??

 

お疲れ様の意味

 

「お疲れ様」=さぞかしお疲れになったでしょうという意味です。

この場合のお疲れは主に肉体的な疲労を指します。

 

どちらかというと「お疲れ様」の方が肉体的なものの疲れだけなので

一般的なねぎらいの広く浅い使い方になります。

 

例えば、レジャーで出かけて渋滞にまきこまれ、やっとこさ家に着いたとき。

「やっと着いたね~お疲れ様」こういう感じで使います。

 

旦那が仕事で疲れて帰ってきたときに「お疲れ様」と声をかけるよりは

「家族の為に働いてくれてありがとう。いつもご苦労様」と声をかける方が

旦那さんに対してねぎらいの気持ちが伝わりますよね。

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ご苦労様の意味

 

「ご苦労様」=さぞかし苦労をされ頑張りましたねという意味です。

この場合の苦労は主に精神的な疲労を指します。

 

こちらの方が苦労もしてさらに労力も使っているので

ねぎらいの言葉としてはず~っとねぎらい度は高いんですよ。

 

例えば、定年退職で会社を去る方に対して、長年の勤務に対して

感謝とねぎらいの気持ちをこめて「長い間、ご苦労様でした」と声をかけますよね。

「お疲れ様です」だと、気持ちが伝わりません・・

 

選挙の時期に立候補者が演説しているとき「皆様、朝早くからのお勤めご苦労様です」

という言葉を聞いたことがありませんか?

これは、有権者を目下に思っているので社なく、仕事に出かける人をねぎらう気持ちで

「ご苦労様」と伝えているんですよ。

 

「ご苦労様」とは公的な役割に対しての感謝とねぎらいの言葉です。

だから本当は目上や目下関係なく使うべきなんですよね。

 

ビジネスマナーでの使い分け

 

感謝とねぎらいの気持ちが高いのは「ご苦労様」なので

じゃあ、目上の人に使ってもええやんか!NO!NO!

現代のビジネスマナーではタブーとされています。

 

理由は??

時代劇などで、殿様が目下の物に対して「ご苦労であった」という言葉を良く耳にします。

この言い回しが、目上の者が目下の者に「ご苦労様」を使うという一説になったそうです。

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本当は、「大義であった」を使うのが正しいのに、ころころと変わる日本語の正しい使い方って

おもしろいですよね。ほんまに正しいのか?元を探れば違ってたりするんですから・・

 

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でも、現代のビジネスマナーでは

「お疲れ様」目上の方や同僚に。

「ご苦労様」部下など目下の人に。

これがビジネスでの使い分けです。

 

上司が部下に「お疲れ様」を使っても、それは反対に謙虚な態度で問題なしです。

ということは、「お疲れ様」を使っていれば問題なしです!!

 

あ~モヤモヤがなくなりました。

明日から堂々と使い分けができます。(#^.^#)

 

目指せ!ベテランOL!

(お局とも言いますが・・・(; ^ ー^)アハハ苦笑

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