土用の丑の日、2017年はいつ?うなぎを食べる由来を子供に聞かれた!汗

2015年5月20日

 
うちの息子はうなぎが大~好き!
いっつも買い物に行ったら、魚コーナーで

息子
うなぎ買って~

イヤイヤ、あんた結構うなぎって高いんですよ・・ヾ(・ε・。)
そんな毎回買えますかいな。

そんなやり取りが続いたある日。
いつものように買い物に行くと、あちらこちらに「うなぎ」の文字が。
息子、大興奮!

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どうやら土用の丑の日でうなぎが大売出し!
結局「土用の丑の日やし買っとくか~」
と念願のうなぎをGETした息子。

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帰りの車の中で。

息子
お母さん、いっつもあかんって言うのに、
なんで今日はうなぎ買ってくれたん?
土用の丑の日で、うなぎを食べる日やからやで
息子
土用の丑の日って何なん?
なんで牛じゃなくってウナギなん?
確かに・・・なんでうなぎなんやろ??

土用の丑の日はうなぎを食べるって事は知ってるけど、
意味とか全然知らんし・・・(-。-;)

ということで、子供に堂々と説明するべく
「土用の丑の日にうなぎを食べる由来や、2017年はいつか?」を調べてみました。

 

まずは、今年2017年のうなぎを食べれる日!いやいや
2017年の土用の丑の日がいつか、そしてうなぎを食べる由来
を知っておきましょう。
 

2017年の土用の丑の日

2017年は7月25日(火)と8月6日(日)です!

今年は2回も夏にうなぎが食べれるってことですね!笑

そもそもなぜうなぎなんでしょうか??
スーパーに行っても、必ず土用の丑の日の
大売出しは「うなぎ」ですもんね~

似たようなものなら、あなごでもいいのにねぇ。。
丑(うし)っていうぐらいだから、
牛肉の熱々のステーキでもいいけど。v(≧∇≦)v

話をもどして、なぜうなぎを食べるのか?
詳しく見ていきましょう。
 

土用の丑の日にうなぎを食べるのはなぜ?

それは江戸時代にさかのぼります。
由来と言われる説はこちら。

あるうなぎ屋さんが、「暑い夏でうなぎが売れなくて困る」と
当時の蘭学者、平賀源内に相談に行きました。

そこで平賀源内は、
「本日、土用丑の日」と張り紙を出させます。

「丑の日」と「うなぎ」の語呂が良く、
この宣伝文句は大ヒットし大繁盛。

そして「夏にうなぎを食べると、夏バテしない」と広まり、 
それ以降、土用の丑の日にはうなぎを食べる習慣が普及しました。

 
実際、うなぎにはビタミンA・B群が豊富に含まれていて、
夏バテや食欲減退防止の効果が期待できます。

これで、夏の土用の丑の日に
うなぎを食べる習慣ができたってわけですね。

でもね、実はうなぎの旬は秋~冬で
夏場は味が落ちるんですって。

そこで最近では、夏以外の土用の丑の日にも
うなぎを食べる習慣を普及させようという動きもでてきています。

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そうなんです!うなぎを食べれる、土用の丑の日は
夏だけではないのです!!

実は、春夏秋冬で土用の丑の日があるんです。
まずは、日程だけ先にご紹介しておきますね。

こちら↓↓

【2017年土用の丑の日】

  • 春:4月20日と5月2日
  • 夏:7月25日と8月6日
  • 秋:10月29日
  • 冬:1月26日

 
さてさて、どのようにこの日付が決まるのでしょうか?
春夏秋冬であるのも、2回あるのも謎ですなぁ・・・
なにやら法則がありそうです。

「土用」の「丑の日」って言うぐらいだから、
この二つが関係しているのはなんとなくわかりますが
どんな意味なのかチンプンカンプンです。(; ̄ー ̄)…ン?

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それではもっとつっこんでみましょう。
 

土用の丑の日とは?

土用の丑の日は「土用」「丑の日」と言う意味です。
それぞれの意味について調べてみました。
 
 

土用の意味

「土用」というのは、四立(立春、立夏、立秋、立冬)の
前18日間のことをいいます。

ということは春夏秋冬で土用があるってこと。

  • 立春(2月4日頃)の前18日間、「冬の土用」が1月17日頃
  • 立夏(5月5日頃)の前18日間、「春の土用」が4月17日頃
  • 立秋(8月7日頃)の前18日間、「夏の土用」が7月20日頃
  • 立冬(11月7日頃)の前18日間、「秋の土用」が10月20日頃

 
全てのものは木・火・土・金・水の
5つの元素からなるという中国の五行思想
基本に考えられました。

木=春、火=夏、金=秋、水=冬と、
季節にそれぞれの元素をあてはめたところ、
「土」だけが余ってしまったんです。

どうしよ~ってなった結果、
「土」=「季節の変わり目のことにしよう!」
と定義されたんですね。

決め事ってこんな適当?笑

ということで、立春・立夏・立秋・立冬の
前18日間を「土気」に分類し、
季節の変わり目の前18日間を「土用」
と呼ぶようになりました。

これで春夏秋冬に土用が
存在する意味がわかりました!
 
 

丑の日の意味

丑の日は、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の
「丑」のことです。

この十二支は、年を数えるときに使われるだけでなく、
方角や、月、日にちを数えるのにも使われます。

そして、土用の期間のうちにある「丑の日」を
『土用の丑の日』と呼ぶんですね。

つまり、土用の期間は18日間、
丑の日の周期が12日間なので、
うまく重なれば、丑の日が2回ある年も
でてくるということですね。

ちなみに2017年夏の土用の丑の日は、
ラッキー♪2回ありますね。o(*^▽^*)o~♪

土用の丑の日の意味はこれで解決ですね!
土用は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期。

季節を問わず、栄養価の高いうなぎを食べて
精を付けるという意味では、理にかなっていると言えますね。(*^_^*)
 

まとめ

さて、どうでしたでしょうか?
いつも思いますが、日本の行事って本当に
奥が深くておもしろいですよね~

「土用の丑の日」の意味は、
土用(立春・立夏・立秋・立冬の前18日間)の丑の日ってこと。

春夏秋冬、土用の丑の日があります。

そして夏場にうなぎを食べる風習が、最近では
夏以外にもうなぎを食べようと広まっている。

つまり、ここまでをまとめますと・・・

年中、うなぎが食べられる!ヽ(=´▽`=)ノ笑

息子共々、大喜びです。
さて、おいしいうなぎをさっそく頂くことにします。

いただきま~す!(鰻)

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