放課後児童クラブとは?実際はこんなところ!
息子が小学校に入学しました。
私たち夫婦は共働きの為、
小さいころから保育園に通っていましたが、
小学校に入学するとともに、
「放課後児童クラブ」へ通うことになりました。
「放課後児童クラブ」ってどんなところなんやろう?
どんな遊びをするんやろう?
勉強は教えてくれるの?
友達はたくさんいるのかなぁ?
などなど。
ドキドキと不安でいっぱいの私をよそに、
子供はみるみる馴染んでいって、
楽しそうに児童クラブに行くようになりました。
私のように初めて子供を、
「放課後児童クラブ」に送り出すママさんは、
不安でいっぱいだと思います。
そこで、今回は
「放課後児童クラブってこんなところだよ」っていうのを、
私と息子の実体験をもとに紹介していますので、
参考にしてみてくださいね。
私がまず、親として
不安だった内容は、この4つです!
- 児童クラブってどんなところ?
- 児童クラブでの過ごし方は?
- 時間や料金は?
- 児童クラブに通うメリットとデメリットは?
この疑問を、
順番に答えていきたいと思います。
まずは、児童クラブの実態を
きちんと理解しておきましょう。
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放課後児童クラブとは??
放課後児童クラブとは、正式には
「放課後児童健全育成事業」と言います。
保護者が仕事で家に居ない、
小学生の子供を、授業終了後に
適切な遊び及び生活の場を提供して、
預かってもらえる制度です。
地方自治体によって
「学童クラブ」や「放課後児童クラブ」など
呼び方がいろいろあります。
ちなみに厚生労働省では、
「放課後児童クラブ」
という名称を用いています。
そして、この「放課後児童クラブ」。
いくつか種類があることをご存知ですか?
大きく分けるとこの3つ。
- 自治体が設立、運営する児童クラブ(公設公営)
- 自治体が設立、民間が運営する児童クラブ(公設民営)
- 民間が設立、運営する児童クラブ(民設民営)
私の息子の学校には、
自治体が設立、運営する児童クラブしか
なかったので、そちらを選択しました。
最近になって、民間の児童クラブができ、
選べるようになりました。
ただし、民間の方は教育的な面では
優れているなと感じましたが、
料金的には高く、結局はそのまま
自治体の児童クラブに行っています。
選択肢がある方は、それぞれの
メリット・デメリットを考えて
選択されるのがいいと思います。
そこで、この3つの学童の違いを
もっと詳しく、比較してみましょう。
それぞれについて、過ごし方や
料金など詳しく紹介していますので
ぜひ参考にしてみてくださいね!
1.自治体が設立、運営する児童クラブ(公設公営)
公設公営とは、
自治体が設立し運営している
児童クラブのことです。
私の息子が通っているは、
このタイプです!
ほとんどがこのタイプではないでしょうか。
【どんなところ?】
10歳未満(小学生3年生まで)の、
親が働いている子供を
放課後や長期の休みの時に
預かり保育してくれるところ。
指導員の方が預かってくれます。
そして、入所するには、
親が働いていること
が条件になります。
【過ごし方は?】
保育園とは違い、
子供は自由に遊んでいます。
宿題やドリルなどで勉強したり、
友達と遊んで過ごします。
お菓子を食べたり、
夏休みなどの長期のお休みには
お弁当を持っていき過ごします。
【時間や料金は?】
放課後~18時半まで
預かってもらうことができます。(自治体によって異なる)
長期のお休みの時は、朝8時~18時半まで。
料金はおやつ代含め
7,000円~9,000円ぐらいです。
【メリット】
- このタイプの学童は、
学校の中に併設されているものが多く、
学校の校庭や学校の施設を使うことができます。 - 小学校とメンバーが重なることが多く、
こどもが馴染みやすい。 - 指導員が常時子ども達を見守り、
指導を実施している。
【デメリット】
- 子どもひとりあたりのスペースは、
1.65㎡を基準とされていて
十分な広さとは言えない。以前はうちの学校も1つの部屋に
40人以上定員がいたそうですが、
2つに分けることになり、今は快適です。人数と広さは地域によって違うので、
事前に確認してみましょう。 - 自由に遊びまわっている中では、
必然的に怪我は多くなります。 - 学童は、厚生労働省管轄のため
指導員が学習を指導することはできません。
つまり宿題等の学習は子ども主体になる。
働いている親にはとてもありがたいです。
やはり、子供を1人で家においておくのは
不安ですから・・・(^▽^;)
デメリットはいくつかありますが、
怪我も児童クラブ以外でも怪我はするので
それを心配しているときりがありません。
また、宿題や学習も、指導員の方に
見てもらうことはできませんので、
親がフォローすることが大事です。
保育園のように教育・指導してもらうというよりは、
親が仕事をしていて帰るまでの時間を
みてもらっているというように
割り切ることも必要かと思います。
次に、自治体が設立しているのは同じですが、
運営が民間な学童を説明しますね。
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2.自治体が設立、民間が運営する児童クラブ(公設民営)
公設民営とは
自治体などの公的機関が設立したが、
運営を民間に委託している児童クラブのことです。
予算の削減を目的として行われることが多いので、
指導員が非常勤が多いのがデメリットです。
後の過ごし方や料金、メリットなどはまったく
1.公設公営の学童と同じです。
どうしても、保育の質を充実させてほしいと
考えられる方は、民間の学童がおすすめです。
3.民間が設立、運営する児童クラブ(民設民営)
民設民営とは、
民間が設立し運営している児童クラブのこと。
最近、下の子が通っている保育園に
このタイプの児童クラブができました。
【どんなところ?】
親が働いているかどうかや、
年齢も問わず預かってくれるところが多い。
早朝・夜の延長保育や、夕食、習い事付きなど
多様なサービスを提供している。
下の子の保育園に併設された児童クラブは、
習字、将棋、絵画の教室を
児童クラブの時間内に先生が来て
教えてくれるサービスがあります。
その習い事の料金も、
児童クラブの料金に含まれています。
【過ごし方は?】
子どもがやりたいプログラムを、
選択できることが多い。
宿題やテキストの学習も指導してくれます。
夏休みなどは、宿題まで見てくれるところも。
給食が出たり、お迎えが遅い子どもは
夕ご飯を食べることができるところもあります。
【時間や料金は?】
平日は、下校時から20時までが一般的。
施設によっては、24時間や
お泊り可能なところもある。
夏休みも朝から開いています。
下の子の保育園に併設された児童クラブは、
13時から19時までが基本料金なので
夏休みなどは、朝から13時まで
別途料金がかかるそうです。
それぞれのサービス内容によって
値段は3万円~10万円とピンキリです。
【メリット】
- 様々なプログラムを選んで学習したり、
公設の学童よりも、
質の高い保育を受けることができる。 - 開所の時間も長いので、
お迎えの時間が遅い場合には助かる。
【デメリット】
- 値段が高い。
- 高い値段を出したからと言って、
すべての民間の学童が質の高い
保育をしているとは限らない。
事前に見学に行き、確認するのがおすすめです。
まとめ
さて、3つの学童を比較していきましたが、
どうだったでしょうか?
一番多いのは、1.公設公営の学童ですが、
保育が充実しているという点を重要視するなら
3.民間民営の学童の方がおすすめです。
どちらにしても、我が子をみていると
親の仕事の都合で児童クラブに通わせて
申し訳ないなと思っていましたが、
子供はとても楽しいようで、
救われた気持ちになります。
私が一番児童クラブに行かせて
良かったなと思うことは、
学年が違う友達と交流できること!
同年代の横の友達だけでなく、
年齢の違う上下の友達と交流するのは
すごく子供を成長させてくれました。
みんな下の名前で呼び合って、
すごく仲が良さそうですよ~
そして、年上のお兄さん、お姉さんから学び、
下の子の面倒をみる。
当たり前のことですが、
これは実際に経験してみないと
身体で覚えることはできません。
自然に環境の違うお友達とも、
相手の立場を考えて
付き合いができるようになりました。
掃除をしたり、お片づけをする。
遊ぶ時はおもいっきり外で遊び、
勉強するときは勉強する。
集団生活を通して、
メリハリのある行動を
取れるようになりました。
本当にしっかりしてきたなぁ~と思います。
私が子離れできてなくて、
自立していく我が子を
寂しく感じるときもありますが、
これからも頑張っている息子を
あたたかく見守っていけたらなと思います。
「児童クラブにに通わせて大丈夫かな?」
って思う世の中のママさん。
子供なりに順応して、
成長して楽しく頑張っているので
大丈夫ですよ!
お母さんがどっしり構えていないとね(*´∇`*)
私は、体型ばかりがどっしりしてきたけど・・・笑
夏休みの学童のことならコチラを参考にどうぞ!↓↓
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